Recruit採用情報
先輩社員インタビュー
原料部 K.O.(2009年入社) 【学生時代の専攻】 |
モノづくりに貢献できる、やりがいのある業務に
意欲を持って取り組んでいます。
当社にはブラザー制度といって、先輩がマン・ツー・マンで業務内容や社会人としてのマナーなどを指導してくれる制度があります。最初に配属された岐阜工場では、塗料と設備部品を調達している先輩がブラザー※となり、業務の基本やシステムの使い方などを丁寧に教えてくれました。工場内を歩き、缶の原料となるアルミコイル(アルミの板をロール状に巻いたもの)や塗料タンクの測量計を見て発注のタイミングを判断するなど、工場でしか得ることのできない貴重な体験ができたことは、今でも私の財産になっています。2年目に本社へ配属になった後は、原料調達関係では、アルミコイルのデリバリー、地金の入札および契約内容の確認、再生地金の発注を一部担当しています。また、資材調達関係では、製造設備の価格交渉と納期管理、設備部品の直輸入化、ブタン・都市ガスの契約窓口など、幅広い分野を任されています。本社で新しい業務を習得する際にも、経験豊富な先輩方や上司に、業務の意義やCSR上の留意点など、具体的でわかりやすい指導をして頂けたので、時には失敗もありましたが、一歩一歩着実に、必要な知識やノウハウを身に付けることができました。ユニバーサル製缶(現アルテミラ製缶)には、若手の意見にもきちんと耳を傾け、ミスをしても相談すれば、先輩や上司、関係者がサポートしてくれる温かな社風と人柄のよさがあります。それが何よりも魅力だと思っています。
※ブラザー制度:先輩がマン・ツー・マンで業務や社会人としての規範などを指導する制度
入社4年目には、ユニバーサル製缶(現アルテミラ製缶)から三菱マテリアルの物流資材部に出向し、価格交渉やエネルギーの調達について学ぶことができました。アルミ缶の塗料の乾燥にはガスを大量に使うので、その価格は製造コストに大きな影響を与えます。三菱マテリアルは高額な商品を扱っているので、調達のリスクを慎重に検討し、リスクヘッジを行っています。そうした視点を取り入れることができたことは、有意義な経験でした。現在は主に工場の製造設備の価格交渉と納期管理を担当しており、自分が携わった価格交渉が工場投資の成否を左右する点に大きな責任とやりがいを感じています。また、輸入部品を一部直輸入化する取り組みも行っており、これも工場の原価低減の一助になるので、意欲を持って取り組んでいます。一方で、安定供給を実現するために複数の調達先と継続した取引をしているので、その取引先とWin-Winの関係を築くことにも注意を払っています。原料のデリバリーも調達の業務範囲ですが、操業に大きく影響するのでミスは許されません。一つ一つの業務が重要で、気を抜くことが許されない仕事ですが、自分も工場の操業に携わっていることが実感できるところに魅力を感じています。購買のエキスパートになるには、素材市況をはじめ、購入物品の基礎的な知識、適正な取引のための法律知識、危険物の取扱いなど、幅広い知識が必要です。これからも、自主的に必要な知識を身に付けると共に、謙虚な姿勢を忘れず、他部門と協働しながら成長し、業務の標準化や先輩・上司のような的確な指導力にも繋げていきたいと考えています。
-
■CAREER FLOW
2009年4月 入社・集合研修 2009年4月
~5月2か月間の工場研修 2009年6月
~2010年3月原料・資材調達部(1年間岐阜工場にて研修) 2010年4月
~2011年12月原料・資材調達部 2012年1月
~2013年1月三菱マテリアル㈱ 物流資材部出向 2013年2月
~現在原料・資材調達部 (現 原料部) -
■ONE DAY SCHEDULE
9:00 出社、メールをチェック(設備交渉や輸入品の見積回答を確認) 10:00 原料の納入変更を受けて取引先へ連絡 11:00 設備交渉の方針を上司に相談 12:00 社外で先輩と昼食 13:00 取引先と打ち合わせ 14:00 工場からのシステムトラブルの相談を受ける 15:00 地金の入札 15:30 設備交渉後の発注 16:00 購入対象の仕様を需要場所に確認し、分析して設備交渉の方針を決める。 18:00 輸入部品の発注、出張精算 18:30 退社