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アルミボトル(缶胴)

アルミボトルの缶胴の製造工程をご紹介いたします。

カップ成形

アルミ板を打ち抜き、浅い絞りを加え土台となるカップを成形します。

DI加工

カップに絞りとしごきに加工をし、細長い円筒形に成形します。
缶の胴体と底につなぎ目ができず、充填後の密閉にすぐれた製品に仕上がります。

トリミング

缶上部を一定の高さに切り揃えます。

洗浄

温水や薬液を噴射し、缶に付着した潤滑油などを洗浄します。
洗浄後、表面処理を施し、オーブンによる乾燥を行います。

プリント

指定されたデザインを高速プリンタにより缶の表面にプリントします。デザインを色別に分けて版を作成し、ブランケット(ゴム版)に転写します。ブランケットと缶を同期回転させ、缶の側面にプリントします。

オーブン

プリント後、ニスを塗りオーブンで焼き付けを行います。 磨耗に強く、なめらかな表面に仕上がります。

内面塗装

内容物の風味を保たせるためと金属腐食を防止するため、缶の内面にスプレー塗装を行い、200℃前後の高温で乾燥させます。

アルミボトルネッキング

複数のネッキング金型によって規定の大きさまで徐々に口を絞っていきます。キャップを開け閉めできるようネジを成形し、飲み口の加工を行います。

検査工程

各工程で行う中間検査に加え、すべての缶に対して厳しい検査を行います。厳しい検査を合格した缶のみを梱包し保管します。

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